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きょうの紙面ほどくだらない紙面はない

新聞がつまらなくなったといわれて久しいが、きょう12月25日の新聞ほどつまらないものはない。

 なぜか。

 それは各紙とも安倍第三次内閣発足の記事で埋め尽くされているからである。

 なぜ安倍第三次内閣内閣の記事がつまらないのか。

 当り前だろう。

 何も変わっていないからだ。

 何も変わっていないのに記事にしなくてはならないからだ。

 目新しい情報は何もないから、その記事から得るものは皆無だ。

 しかし、それだけならまだ害は少ない。つまらないだけで済む。

 嘘を書かいているから、つまらない上に、くだらない。有害だ。

 なぜ嘘を書くのか。

 それは安倍首相が嘘をついているからだ。

 何ひとつまともな政策を実行できないままスキャンダルまみれで倒れる寸前の内閣だった。

 それをごまかすために解散・総選挙をしたのに、再び同じ顔ぶれで安倍第三次内閣は出発した。

 その間にも内外を取り巻く諸問題はますます深刻になっている。

 安倍第三次内閣が行き詰まるのは時間の問題だろう。

 それにもかからわず安倍首相は記者会見で同じことを繰り返した。

 自分の政策は正しく、それを続けて強い日本経済を取り戻すと言った。

 これほどの嘘はない。

 それにもかかわらず、各紙はその安倍首相の記者会見を垂れ流すしかない。

 安倍第三次内閣では問題は解決できないことを知っていながら、それを書かない。

 さすがに手放しで安倍第三次内閣の前途を祝うことはできないと見えて、読売新聞の橋本五郎特別編集委員が書いた(12月25日読売)。

 これまでの自民党政権の例を見てば、長期政権を目指して実現できた例はなく、選挙の大勝、圧勝の後には必ず危機がやってくるのが常だった、と。

 だから心耳を澄まして謙虚になれ、と。

 橋本氏だけではない。

 すべての新聞が大なり小なり同じようなことを書いている。

 しかしこれも大嘘だ。

 謙虚になったからといってうまくはずがない。

 間違った政策を改めない限り何も解決しないのだ。

 それをごまかすために安倍首相はこれまで以上に国民に嘘をつかなければいけない。

 安倍第三次政権に求められることは謙虚さではない。

 ごまかすな、ということである。

 その当たり前のことを知っていながら書かないきょうの各紙の紙面ほど、つまらないものはない。

 これ以上くだらない紙面はない(了)

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