5月21日、政府・東電統合対策室は「3月12日福島第1原発1号機の冷却のために海水の注入を始めたが、官邸の指示により55分間中断した。その理由は菅総理が再臨界はないかと、斑目原子力安全委員長に訪ねたところ、再臨界の危険性があると答えたため、保安院が検討を加えていた」と発表した。
翌22日これを伝え聞いた斑目委員長は、そんなことは絶対言ってないと猛然と抗議し政府を批判した。更に夕刻細野総理補佐官と福山官房副長官と面会した。その結果斑目委員長の発言は「可能性はゼロではない」との趣旨の発言だと理解が一致した
更に1号機への海水注水は東電の自主的判断で行なわれて総理は知らなかった。海水の注入の中断は、「官邸が再臨界の可能性について検討していると、武黒・東電役員から連絡があったので中断した。その後保安院の検討が終わり、菅総理の再開の指示があり再開した」という。いつの間にか東電が勝手にやったことになっている。
仮に東電の判断でやったにしても官邸は知っていたから斑目委員長に意見を聞いたのではないか。世の中ではこれを責任転嫁という。真実はどこにあるのか。政府・東電統合対策室の発表がいとも簡単に覆され、灰色の決着になるなら、何を信じていいのか。
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武蔵野市長の経験を活かし、地域の立場から国政を語る